髪色自由

スーパー各社が、従業員の髪色や、アクセサリーや、マニュキュアについて自由化される。
さて、医療福祉業界は如何か。
自主的な行動を尊重する、湖山Gの職員の服装は、如何か。
私は、昔は、比較的自由で良いと考えていた。
働きやすい、個性のある服装や、化粧で構わないのではないか。
グループ内でも、正式に論議したこともある。
でも、結局、通常の規則に収めることになった。
論議に決着をつけたのは、ディズニーランドである。
日本一のサービスを誇る、夢と暖かさのある、ディズニーの従業員が、茶髪や、長い爪や、ピアスでいるか。
著名なホテルの職員は、皆、ユニフォームだ。
看護師の白衣は、衛生管理の必要性からだ、社会の鉄板ルールだ。
保育園は、自由になっている。
小児科は、怖がらせないように、白い白衣は、避ける。
介護の利用者のお年寄りは、保守的だと思う。
私自身も、自分にサービスしてくれる人は、みなりは、清潔で、きちんとして置いて欲しいと思う。
介護をしてくれる家族には、そんな事は望まないから、家族的サービスを志向するならば、外見にこだわる事はないかもしれない。
但し、家族並みの信頼と人間関係を構築できていればだが。
私は、ホテルと家族の中間、間を求めているのか。
いや、両方を求めているのだろう。
なんと、贅沢で無理難題を求めているのだ。
父は、内科医らしく、いつも、ワイシャツにネクタイを締めて、白衣を着ていた。
週末も、カジュアルであっても、ジャケットとネクタイに紐ネクタイを身につけていた。
家族ドライブでも、買い物でも。
どこで誰に会うかもしれない。
緊急で、病院に戻らなくてはならないかもしれない。
ゴルフの時のゴルフウエアしか、父のカジュアルは見たことはない。
私も、いつもスーツで、ネクタイをしている。
ポロシャツは、似合わないと思っていることもあるのだが。
24時間経営者としては、いつも戦闘服状態なのだ。
父は、若いドクターが、Tシャツにサンダルで白衣を着るのは、医師としての自覚に欠けるといつも怒っていた。
外科系の医師は仕方がないと、慰めていたが、最近は、父の気持ちがわかるようになって来た。
命に関わる神聖な仕事なのだ。
教会の、法衣のようなものと、思いたいのだろう。
権威主義と批判されても、しょうがない。
尊敬と信頼には、権威が伴う。
私にとって、清潔で神聖な法衣が、スリーピースのスーツに、ネクタイにチーフなのだと思う。
若い時からの習慣なので、身についたオシャレになっていれば嬉しいのだが。
湖山Gの男性には、スーツとネクタイを指導している。
皆、さまになっているかは、ともかく、習慣とはなっている。
銀行マンと同じかな。
清潔感と、謙虚さと、まともさ。
目立つことも、自己主張も、遠慮しよう。
患者、利用者、園児が主人公だ。
私達は、人生のバイプレーヤーなのだ。
私の人生の舞台においても、職員の皆が主人公だと、見惚れている。
せめて、身なりから、整えよう。
そして、信頼される、自信を持てる、医療福祉人となろう。
育て、我が家族よ。

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湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事
劇団湖山座 座長 湖山 泰成

湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by kobayashi