被災地でのリハビリテーション
昨日は、日本リハビリテーション学術学会で、ランチョンセミナーを主宰した。
能登地震に支援に行った、看護師、理学療法士、そして私自身が登壇し、現地の状況を報告した。
リハビリの学術学会であるから、施設の感染状況とその対策。
トイレや、寝具の衛生状況など、医学的見地からの問題点を提起した。
私は、震災の初動期の救急医療支援体制の時期と、後数年は続く、避難所での、慢性疾患の管理との違いをはっきりと意識して、支援体制を変えるべきと提言した。
また、オンライン診療で、日々の体操や、食事管理をすることを始めることも報告した。
来年度の日本リハビリテーション学術学会でも、同じランチョンセミナーを開催し、1年の実証報告を行いたい。
被災地現地に行かなくても、病院施設の医療従事者が、オンラインで、現地被災者の健康管理をサポートできる事を実証する。
また、参加した公認心理師のカウンセラーにも、メンタルヘルスの支援を相談した。
現地被災者当事者は、強い。
一方、被災者支援に行ったボランティアののストレスが心配だ。
これも、公衆衛生学の研究となる。
労働災害にしてはいけない。
カート、災害支援用キャンピングカーの開発もその一環。
私の研究対象は、命をかけて、命を助ける医療福祉従事者の命、健康そのものだ。
その先には、家族の精神ストレスも、気にかけている。
職員の健康、命を守らずして、職員は全身全霊をあげて災害と闘う事は出来ない。
私は、湖山Gの後方支援の活動を、誇りに思っている。
能登地震166日
血糖150 十日町市の「枝豆寄せ豆腐」を食べる。美味しい。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事 湖山 泰成