銀座で育つ

泰成君が、初めて、歌舞伎座に行ったのは、小学校4年くらいではなかったか。
小学校の親しいクラスメートの家に行った時、同年の中村勘九郎が遊びに来ていた。
遠い親戚だったのではないかと思う。
勘九郎は、子供でも人気絶頂で、テレビのCMで有名になった。
クラスメートの小学校の近く、番町のマンションで、子供同士で遊んでいたら、勘九郎は、突然、ソファーの上に飛び乗って、チントンシャンと歌舞伎の仕草を始めた。
どうも、その頃に習っていた舞台での踊りらしい。
その、子供の歌舞伎役者は、したり顔で、言った。
役者は、子供の頃から、リズムが体に染み込んでいるのだ。
大人になってから、いくら練習しても、遅いのだ。
なんと生意気なガキなのだろうかと、泰成君は思った。
そのシーンを今でも覚えている。
芸道とか、一子相伝とか言うのは、こう言う家系の事を言うのだろう。
縁あって、父が、家元の主治医をしていたり、大人になっても、ロータリーのファンクラブに所属したりと、歌舞伎座ファミリーとのお付き合いは続く。
銀座医院は、その歌舞伎座タワーの上層部にある。
練習中に怪我をした歌舞伎役者が、秘密のエレベーターで、こっそり治療に上がってきた事もあった。
飛び跳ねて、足首を痛めたのではなかったか。
最近、職員の永年勤続表彰の一環で、一緒に歌舞伎を観る機会が増えた。
ありがたい事だ。
皆さん、歌舞伎は初めてと言うが、花道のそばの席で、直ぐに役者の迫力に圧倒されてしまう。
若い職員でも、歌舞伎のファンになりましたと言う人が多い。
銀座の文化が、湖山Gの文化を育てた。
少なくとも、泰成君の感性のDNAとなった。
銀座発祥の湖山医療福祉グループは、全国に広がって行く。
銀座医院が、歌舞伎座タワーにある事も、その証左だ。
このビルからは、隅田川花火も東京湾花火も、東京マラソンも見える。
絶景かな。
銀座。

ユニクロも、40周年だと言う。
ディズニーランド、ユニクロ、湖山Gも40周年。
関係ないけど。

能登地震144日

血糖156 まだ眠い、クーラーの効きすぎだ。
布団2枚かぶって、クーラーを掛けたまま寝るのだが、冷やしすぎた。
お風呂に入る。

湖山G代表 サンダーバード代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by kobayashi