社会を動かすNPO

2024年4月13日

サンダーバードは、私が企画し、初代の代表を推薦し、設立した。
全国の福祉施設が、連携し、どこで大震災が起きても、全国ネットワークで被災地の施設を支援しようというのである。
医療会、病院会、医療法人では、既にそのような救援体制はあった。
でも、福祉業界、社会福祉法人、特養ホームの世界では、地域行政任せで、民間の独自な組織はなかった。
NPO設立の為の200万円も、私個人で寄付して、創業メンバーの一員として、副代表を務めていた。
でも、活動を託した代表も、2代続けて亡くなってしまった。
社会活動を続けるNPOの会員は、高齢化している。
初期の創業メンバーは、率先垂範して被災地への支援活動をしていたのだが、20年も経つと、初期の志と、行動力は、自然に衰えていく。
組織の老化だ。
仕方がない事ではあるのだが。
何時の間にか、会員も3分の1に減っていた。
今度の能登半島の支援活動で気がついた。
まずは、会員増強に努力した。
年会費5000円の個人正会員は、会費の分だけでも、サンダーバードの活動に寄付をしたいと考えている方が多い。
200人の方が新しく入会してくださったので、感謝の気持ちで、私は100万円を寄付した。
善意の寄付を私の寄付で倍にするのが、私の感謝である。
また、支援活動を実施に行っている、医療法人、社会福祉法人の理事長の会員も募った。
そして、支援活動をしている企業にも。
人、物、金。
社会改革を実行するには、すべてが揃わないと、現実的な行動は出来ない。
志はあれど、行動する余裕のない方にお願いしたい。
サンダーバードの個人会員になっていただければ、その分だけでも、支援活動は広がる。
支援活動報告会や、研修会に参加できます。
私が、会費の同額を寄付して、倍にします。
私が、昨日の役員会で、サンダーバードの代表に就任しました。
創世の頃のサンダーバードを取り戻したい。
産みの親としての老兵の願いでもあり、責任です。
社会を守る。
湖山Gの使命です。
社会を動かす。
サンダーバードの使命です。
愛する人を守る為に、自らの命を守る。
支援活動家を守る為に、カートやキャンピンカーを出動させる。
支援資材提供をしている企業と共同し、感謝する。
被災者も、支援者も、対等な市民だ。
どちら側にいても、サンダーバードである。