成功の病
湖山G全法人の期末の役員会の毎日。
決算は、今期目標の通り、新規開設以外は、全施設、全法人黒字である。
売り上げ目標や、利益目標はない。
赤字でなければ良いのである。
高い黒字は、経営の怠慢。
新規事業投資、改修、新卒採用、が足らない事が多い。
赤字は、人件費率が高い。
紹介料や、派遣料が発生している場合。
紹介、派遣職員を、限りなくゼロにするのが、目標である。
新卒の離職率が、半減した。
徹底して、毎月のテーマにしたからである。
やれば、できるではないか。
親の気持ちになってみろ。
子供が晴れて社会人になったのに、1年で辞めたら、会社を恨むぞ。
この事が、憧れのマンション寮の企画のきっかけになった。
これからは、湖山Gは、施設設計よりも、自分の子供を入れたい職員寮が有名になるだろう。
こうして、各法人の成功例を共有していく。
どこの電力会社が1番安いか。
冷凍食品は、使える。
どの法人にも、1台、カートとキャンピングカー配置。
契約終了する賃貸施設は、廃業し、自前で、新しい大型の施設を建設する。
そして、借入限度額も増やした。
おそらく、MA案件の施設が増えるだろうと予想するからだ。
挨拶にいらっしゃる銀行の担当者もいる。
人事異動の季節でもある。
湖山も、幹部の人事異動に時期だ。
教育的移動を心がけている。
来期の経営テーマは、成功の病。
過去の成功に安閑とする幹部もいる。
過去を捨て、新たな挑戦に挑むのは、勇気がいる。
でも、湖山Gの歴史は、苦難と、新たな挑戦の歴史である。
保守的な医療福祉の世界で、常に革新を意識して来た。
そして、新たな道でも、未来を切り開こうと、足を進めて来た。
まずは、若手の幹部の育成に、より一層の力を入れる。
事業規模よりも、職員の福利厚生で、日本一になりたい。
職員諸君、自分で稼いで、自分で使おう。
能登半島地震の救援活動の調査分析を踏まえて、首都圏大震災対策を再考する。
自分の終活を、毎日考えている。
血糖196 これから、朝食なのに。
雨の夜明け 湖山G代表 湖山 泰成