Uber Eats 全国で処方薬を配達へ
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また、医療、薬機法(旧薬事法)の聖域が狭まった。
良い事なのだと思う。
世の中はより便利になる。
でも、その規制緩和は、今までの事業者の既得権益を確実に崩していく。
正しく、良い事は、厳しい。
でも、事業者の経営環境は、より厳しくなる。
ブルーオーシャンが、レッドオーシャンになりつつある。
薬の宅配をAmazonが始めると思ったが、Uberが先に始めた。
調剤薬局も、クリニックの領域に進出してくるはずだ。
銀座の街角に立つと、どこでも、高級時計店と、調剤薬局を見つける事ができる。
これらも、統合されていくだろう。
そのお店のサービスが進化発展していかなければ、銀座で生き残って行く事はできない。
商売の鉄則。
でも、医療保険サービスは、ある程度、守られていた。
ピザと同時に、薬も配達してもらえる。
そういう時代が来た。
これにオンライン診療がつながれば、どんどん、国民は便利になる。
良い事だ。
でも、その変化に鈍感な事業者は、淘汰されるだろう。
介護保険事業の中身も一般サービスにとって変わりつつある。
デイサービスが、喫茶店や、スポーツクラブに。
元々、喫茶店がデイサービスに変わる店もあった。
物販の薬局店が、調剤薬局を始めた。
産業としては、特殊分野の医療介護が、一般サービスになる。
私は、この時代変化を、医療介護の社会への浸透と拡散と、呼んでいる。
医療保険、介護保険の適用範囲が狭まり、その分、保険外となり、社会により安価で便利に広まる。
あらゆる医療サービスは、このようにして、より進歩して来た。
体温計や、体重計や、血圧計も、今はどこの家庭にもある。
AEDも、会社にある。
進化進歩発展は、このように既得権益との戦いによる。
その流れで言えば、医療から介護へ。
そして、一般サービスへ。
湖山Gも、その方向へ行かざる負えない。
市場の流れにも、国の政策の変化にも逆らわず、気持ちよく流されよう。
流されるだけなのかもしれないが、転覆しないように操舵をする。
向かい風には逆らわない。
ヨットのように、追い風として、より、その方向にに進む。
私は、一級船舶免許所持の艦長だ。
忘れないで頂きたい。
韓国では、一気に医師定数を増やす。
医師がストを起こしても、国は踏み切った。
何よりも、国民が政策を支持している。
日本ではどうだろうか。
韓国の医療業界の未来はどうなるだろうか。
韓国の制度は、日本に近い。
でも、あらゆる規制撤廃は、韓国の方が早いように思う。
日本を追い越した韓国の未来は、明るいのだろうか、暗いのだろうか。
医療は、法律に規制され、ドメスティックな世界だが、企業は、インターナショナル。
世界企業が、この世界を一新するのだろうか。
私も、アイフォンとアップルウォッチが、健康と成人病の世界を変えると予想しているのだが、新興の担い手は、次々と現れるようだ。
私達は、生き残っていけるのだろうか。
職員が生き残っていければ、経営者などは、敗者になっても構わないと思う。
その責任を担うのが、経営者だし、その事をやりがいにして、生きて来た。
湖山は、次の勝負の次の一手はどう出るか。
期待していて欲しい。
血糖123 夕食は軽く
やがて、Uberが、在宅の検体も運ぶ 湖山G代表 湖山泰成