趣味の雑誌「ZINE」

デジタル世代の若者に、個人やグループで趣味の雑誌「ZINE」を作るのが流行っている。
郭悠、小生も、10代の頃は、SFファンダムで遊んでいた。
その頃は、ネットもパソコンもない。
流石に、小学生の頃のようにガリバンは使わなかったが、同人誌が多数存在した。
文芸も、SFもミステリーも、同人誌会員になるのが、ファンの証である。
私は、名門SFファン同人誌「宇宙塵」の会員になり、勃興期の日本SF作家と会う事ができた。
日本SF大会に出席すると、小松左京、星新一、筒井康隆、眉村卓、光瀬龍、豊田有恒と言った勃興期の作家に逢う事が出来た。
楽しい時代だった。
私の発想の原点は、SFなのだ。
そして、光瀬龍、半村良の初代同人誌編集長となった。
懐かしい。
編集会議も、喫茶店で映画を観た後に集まる。
コーヒー一杯で、半日粘れる学生喫茶は、今はもう無くなってしまった。
その頃の学生、予備校生の成れの果てが、今の小生である。
その、懐古趣味的同人誌の世界も、やがて、アニメの世代に取って代わられた。
宇宙戦艦ヤマトやガンダムの時代の幕開けである。
当時、二十歳の泰成君は、自分がもはや老兵となった事を否応なしに、知らされたのである。
その後は、冒険小説の世界に入れ込む事になる。
週末の主戦場は、渋谷の喫茶店から、深夜の新宿ゴールデン街となる。
その縁で、やがて、冒険小説協会の主人、内藤陳氏を静岡の老健で、看取る事になった。
私も、ハードボイルドの世界で生きる事になる。
強くなければ、生きて行けない。
優しくなければ、生きていく資格がない。
湖山Gの経営のモットーとなった。
能登半島震災支援の仲間に送る。

若者、手作り冊子「ZINE」で個性発行:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78933250S4A300C2MM0000/

血糖187 ハードボイルドな血糖、ダド。
コメディアン 内藤陳に捧ぐ。

孤高の探偵 湖山G代表 湖山 泰成

【銀座湖山日記】

● https://www.facebook.com/koyama7412

https://twitter.com/Morimoto2021

銀座湖山日記

Posted by admin