スト権なき職業
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米国で、看護師ら75000人がストに入ったとの事。
アメリカの医療は、大企業が担っているので、他の産業と同じくこれだけのストが打てるのだ。
しかも、米国の、医療産業は、高収益大企業だ。
医療現場の働き手は、コロナリスクの中、もっと待遇改善を求めても当然だと思う。
でも、命を預かる聖職が自らストを討つのは、如何なものか、情けなく思う。
高インフレで、生活苦で、燃え尽きて現場を離れる医療現場。
情けなく思うのは、これを許す政治・行政・国民。
国民は、自らの命を軽んずる事になる。
スト権を行使しない代わりに、生活は保障される公職、聖職ではなかったのか。
介護も保育も同様だと思う。
いや同様であって欲しい。
少なくとも、湖山Gはそうありたい。
でも、それは、生活保障をする経営者の責任でもある。
私は、経営者であるが、国の政策当事者に対しては、労働組合の組合長の立場だと思う。
医療福祉のプロフェッショナルの生活を保障しなければならない。
誇りある職場は、生活苦であっては、続かない。
私達は燃え尽きるわけにはいかない。
経営者も、これでは引退できない。
今は、札幌のホテルで、この日記を認めている。
昨日は、小樽の永年勤続表彰式だった。
10年20年永年勤続の仲間が大勢いる。
職員の笑顔が印象的だった。
人生を賭けて頑張っているのだ。
親子で働いている家族もいた。
母と娘で。
ありがたい事だ。
そして、今日は、特養ホームの竣工式だ。
素敵な施設になると、前評判は高い。
職員も、開業前に、揃う事ができた。
パーティーには、営養科職員の自家製イクラが用意されているとか。
さすが、北海道。
湖山には、どこにでも故郷がある。
修学旅行で満席の飛行機に乗った甲斐があった。
私の旅も、修学旅行のように新鮮だ。
老境であっても。
同行の仲間と共に。
パルスオキシメーター 97・98・96
体温36.2 血糖177
いくら丼 代表 湖山 泰成