式典と宴会

米大統領の来日。

それをお迎えする新首相と外務省の担当は、大変だったと思うが、1番の外交の場だ。

報道を読む限り、双方、納得満足して賓客は、隣国へ旅立ったのだと思う。

若い時は、式典や行事は、好きではなかった。

堅苦しい場に長く拘束される事は、忍耐でしかなかった。

お酒で時間を過ごすしかなかった。

私は、若い時から、数多くの式典に出席して来た。

施設の起工式、竣工式。

入職式に、最近は、永年勤続表彰式。

長い年月を経て、職員との信頼関係を築き、それなりの事業の成功を関係者で祝う。

その事の、意義と思いがわかるようになった。

私が施設を訪問すると、受け入れの施設の準備が半端ではない。

その事は、通常業務にも差し支えると思うし、ありがたくも、迷惑ではないかと心配する事もあった。

でも、最近は、訪問する方も、迎える方、双方にとっても、大事な事なのだと思うようになった。

その手間と、気持ちが大事なのだ。

それを素直に、感謝して受け入れるのが、仲間への礼儀なのだ、と。

お酒のない宴会にこそ、普段の心根を隠せない。

オンライン会議だけだと、納得感と信頼感に疑義が残る。

自然に握手が出来て、嬉しい時がある。

普段は、遠くにあるからこそ、手間のかかる儀式も必要だ。

でも、宮内庁での饗宴では、どんなお酒が出たであろうか。

迎える方の配慮がわかる。

そうだ、今度の大統領は、お酒を飲まないのだ。

コーラだろうか、ペリエだろうか。

私のようにジンジャエールだろうか。

気になる。

どなたか、ご存知ないか。

血糖222  職員の土産の、熱海富士まんじゅう。皮はふんわりの温泉饅頭。こしあんです。

世に饅頭は、酒の数ほどあり。     湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by Meguro