ビックバンドジャズ
後援している、大学のジャズクラブのコンサートを聴いた。
多数のプロを輩出している、日本でもトップクラスのクラブ。
2年生の演奏でも、テクニックと選曲がずば抜けている。
驚いた。
若々しく、健全で、クラシックコンサートの様。
20代の私にとって、ジャズは、深夜聴くものだった。
夕方なら、バーでカクテルを飲みながら。
深夜、0時を超えたら、四谷のジャズクラブで。
その時は、ウイスキーだ。
その道を教えてくれた、飲み仲間の先輩は、LPを聴いて、録音スタジオを当てるくらいのオタクだった。
私にとってジャズは、昼間の仕事を忘れる為の睡眠薬の様なものだった。
1人、カウンターで頬杖をついている私を、瞑想に導いてくれる、女神の囁きの様なものだった。
今のような、健康で健全な生活を送っていると、全てが、明るく見える。
でも、時々は、月の明かりも懐かしい。
完璧なコンサートに欠けていたのは、ウイスキーの香りだけだった。
そういえば、ネオンの風景も、記憶の彼方だ。
血糖 147 久しぶりに、ジャズのCDを買った。
コルトレーンを聴きながら 湖山 泰成
