英国の国民医療制度
英国は、原則無料の公的医療制度である。
英国の国民の誇りでもあり、歴史的に国民医療制度の、世界のお手本でもあった。
それは、豊かな歴史ある英国だからできる事で、他国から見れば、あこがれも、あきらめもあった。
でも、それも、財政難で、今は風前の灯火である。
小学生の泰成君は、世界中の冒険家のノンフィクションが愛読書だった。
その中で、日本人の若者の一風変わったノンフィクションを見つけた。
小田実「なんでも見てやろう」
関西出身の、学生が、アメリカに留学し、世界を放浪する話である。
その時代の、世界を知らない、それでいて逞しい関西の学生の世界放浪記。
彼は、その後、市民活動家として、「ベトナム戦争に反対市民連合」を立ち上げる。
泰成君は、中学校に進学すると、その近くの清水谷公園から出発する、平和な提灯デモに参加する事になる。
泰成君は、高校生になっても、図書委員長として、東大大学院のゼミ、「公害言論」を聴講し、市民活動に関心を持つようになる。
その、小田実の放浪記の中で、1番印象に残っている内容は、その頃のヨーロッパを旅する貧乏学生の間では、病気になったら、ともかく、英国へ逃げ込めと言われていた事である。
その頃から、イギリスでは、外国人の旅人でも、とにかく、英国に来れば、医療費は、無料だったのだそうだ。
このような素晴らしい制度は、皆保険医療制度の日本にもなかった。
素晴らしい、政治、制度とは、このような政策なのだなと、泰成君は学んだ。
しかし、そのような医療制度は、もう、英国でも日本でも、維持できない。
人類史上、初めてで、そして、終わりを告げるのだろう。
夢の国の夢の制度は、過去のものとして、忘れ去られるのか。
未来の理想の医療は、金持ちの物だけになってしまうのだろうか。
そうには、ならない。
そうは、させない。
湖山職員家族への提供する、湖山G草の根医療主義の構想は、また、次回に。
血糖169 体重77.7 多分。チョコレートの夜を過ごす。
寝床で、魂は、世界冒険旅行。
シンドバットの体重は幾つだったのか。
魔法の絨毯に乗るのに、体重制限はあったのだろうか。
空飛ぶ車椅子が欲しい。 湖山泰成
