株主総会シーズン
湖山グループでは、半期に一度、全法人の決算発表会がある。
丸2日かかる。
100名近くが銀座のホテルに泊まり、統括本部で、入れ替わりあらゆる問題を発表する。
今年竣工した施設の運用状況と、来年度開設予定の進捗状況を発表する。
1法人20分くらいしか時間が与えられない。
そこは、各法人本部の事務官のデビューの場でもある。
今は、ズームで全国各施設からの参加なので、楽になったし、またより大勢のスタッフが参加できるようになった。
そして、この、私が株主総会と呼ぶ会議には、株主ではないが、全国のお取りひき銀行がズームで聞いている。
取引のない法人の決算も聞けるのが特徴である。
湖山の全ての法人の報告を聞ける。
沢山の沢山の種類の施設を経営しているので、銀行は心配だと思う。
昨日が初日であったが、後半、今日までかかる。
昨日のところまでは、計画通り、順調、無難な経営状態の報告だった。
今年は、当初から、計画目標を抑えめにした。
新規開業施設も1件で、昔みたいに4件オープンなどといったことはしない。
25年経った、デイサービスなどは、閉めた施設もある。
湖山Gには、将来の建て替えを計画しなければならない施設も多い。
老健を特養に転換して成功した施設もある。
規模の拡大は追わない。
むしろ、施設の数を抑制する。
将来の、MAの為に今は、均衡縮小経営を目指している。
余力を蓄えているのは、人財、人的資源である。
湖山Gに参加したい施設に送る中堅幹部の育成が急がれる。
これからの医療福祉経営に相応しい人材とは。
銀座統括本部に、法人運営の出来る中堅幹部を集める。
本部を作らなかった湖山Gも、グループ統括本部を確立する。
各法人自由度のあった経営も、統一されて行く。
共和国を目指していたのが、帝国になるわけではない。
共和性ローマ帝国を目指す。
これも、歴史的には滅んだのだが。
私の人生は、生涯、目指しただけで終わりそうだ。
血糖106 胃酸過多は、終わりそうだが。 湖山泰成
