同期の桜

春の新入職員入職式の挨拶で、何時も、私が宣言する。

今年の秋には、また、この同期の仲間で、ディズニーランドに集結する。

日本で最高の接遇サービスを、自ら体験する為である。

その日まで、人の命を守り、人を幸せにする仕事を頑張ろう。

そうやって、全国に送り出した、今年入社の新卒が、昨日から、ディズニーCに集まった。

ホテルのパーティーには、例年、ミッキー、ミニー、ドナルドダック、グーフィーが登場する。

テーブルを回って、ハイタッチに記念撮影をしてくれる。

新人よりも、引率の先輩の方が興奮するくらいだ。

更に、抽選で、様々なディズニーのお土産グッズが当たる。

その抽選は、何時も小生がするのだが、この時くらい、職員の熱い視線を感じる事はない。

昼の熱く盛り上がったパーティーの後は、みんなで一斉にディズニーCに乗り出す。

私は、園内を職員大勢と、一周回って、終わり。

ディズニーは、広く、起伏に富んでいる。

毎年、電動車椅子を持ってくれば良かったと思う。

カートにお子さんを乗せている若夫婦を見ると、親は大変だなと感心する。

我が身も、その愛情と恩を頂いて育ったのだ。

改めて、両親に感謝だ。

学生のような新卒者を大勢引き連れて、園内を散策するのは、修学旅行の先生の気分。

誠に、若々しい楽しい気分になる。

最後に、皆に記念品や、お土産を買うのが、また楽しい。

孫にお土産を買ってあげる気分だ。

湖山Gの一員になったと言う事で、今日1日をディズニーで共に過ごした。

人生の偶然の出会いが、一生の思い出となる。

同期の仲間と、ディズニーに送り出してくれた施設の先輩方に、感謝してほしい。

君たちも来年には、新人を指導し、引率し、送り出す先輩となる。

私が銀座の病院の経営者となった年に、東京ディズニーランドは、開園した。

ディズニーランドと湖山Gは、同い年、同期なのだ。

湖山Gは、ディズニーと共に成長し、発展して来た。

湖山もミッキーも歳を取らない。

若い、いつ迄も若い。

君たちがいる限り。

新卒職員から、新柄のピンクのディズニーのネクタイをプレゼントされた。

私が店内で探していたのだが、見つからなかったのだ。

これで、また、ディズニーのネクタイコレクションが一つ増えた。

来年のフィレッシャーズ・フェスには、身に着けて参加する。

ありがとう。

43年目のミッキーと共に。

血糖171  よく食べ、よく歩いた。

ジミニー・クリケット 湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by Meguro