青春の詩

青春の詩、と言う詩をご存知だと思う。
偉そうな老人が、決め台詞に良く使う。
威張った老人が、満足した表情で、この詩を挨拶に使いたがる。
それを聞く若い私は、いつも、違和感を持った。
自己陶酔した、老人が、そのような若い心を持った人間に見えなかったからだ。
自分は、やがて老人になっても、このようなセリフは決して言うまい。
少なくとも、詩をウタと読ませるのも、キザではないか。
青春の詩ではなく、老人の戯言ではないか、と思っていたのだ。
若い生意気盛りの泰成君は。
前期高齢者の中程の年齢となった、今の後期青年部の泰成君は、今も、そう考えている。

青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた想像力、逞しき意志、燃ゆる情熱。
年を重ねただけでは人は老いない。
理想を失う時に初めて老いが来る。

今の自分ならこう言いたい。
こう言うセリフにしがみつく程には、老いてはおらぬ。
やはり、見栄を切りたがる、ちょっと、いやらしい老人かもしれない。
高齢者の年齢を上げようと言う意見が、政府にあるそうだ。
下駄を履かせてもらって、若者ぶりたくはない。
楽隠居への道を遠ざけて、もっと働けと言われているような気がする。
どちらにしろ、働き続けるのだ。
働くのが嫌いで、経営者になる者はいない。

能登地震184日
血糖161 昼は鉄板焼きでステーキ、夜は寿司懐石。
時間を掛けた会食の方が血糖は上がらない。
でも、体重は別だ。

退行現象も若さへの邂逅だ。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事 湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by kobayashi