パート ② 技能実習生か留学生か

円安になり、医療介護施設の収益に余裕がなるなると、莫大な費用を負担しても、技能実習生を受け入れる施設は、激減するのではないか。
赤字に赤字を重ねるよりも、施設の稼働を縮小、つまり稼働をおとすところが増えると思う。
最後の行き先は、自主廃業することになる。
旅館やレストランと同様になる。
日本に来て、学ぶ価値があるのか。
本当に日本に価値を見出せなければ、来る人はいなくなる。
戦後、日本人は、アメリカの育英制度のお世話になり、多数が留学に行った。
日本も、その恩返しに、JICAも、大学も、企業財団も、地方自治体も、アジアの大学に留学資金を配布したら素晴らしいと思う。
クールジャパンも、外国に売ろうとするよりも、日本のアニメを勉強したいと言う外国の若者を、日本に招待したらどうだろう。
湖山Gも、ベトナムや、ネパールからの留学生への育英制度を考えている。
紹介手数料を払うのではない。
大学からの留学生の育英資金としてである。
公益法人の利益は、その為にある。

順天堂大学客員教授 湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by kobayashi